クラブ奉仕委員会 高岩秋夫委員長
「クラブ協議会・地区補助金事業発表会」
卓話:橋本徳尾会長・鈴木典克幹事
【会長挨拶 】 橋本徳雄会長

次の例会は25日日曜日のIMとなります。IM =インターシティミーティング=都市連合会と和訳されています。又、米山奨学会同様に国際ロータリーでは位置付けされていません。手続き要覧を見ても、IM、インターシティいずれも出ていません。
Web検索しますと次のように記してあります。
IM=Intercity Meetingインターシティ-・ミーティングの略称で、語源としては複数の都市のクラブで実施する都市連合会のことで、主に分区内のクラブ合同の四大奉仕部門にわたる自由討論集会。その目的は、会員相互の親睦と面識を広め、会員にロータリー情報を伝えることにある。一般的には分区単位で行われるが、複数の分区で実施される場合もある。と続きます。
日本独自のプログラムのようですが、そうなのでしょうか?
ガバナー補佐主導で進められます。従って時のガバナー補佐の考えで、5年前には第7グループ(日光、鹿沼地区)と合同で行いました。IMはガバナー補佐主導の元に開催される4クラブ協働のプログラムです。今年は合同新年会がありましたので、二つ目の協働事業となりますが、それが無ければ唯一の協働事業です。クラブ相互の交流、会員相互の交流としての貴重な機会といえます。
IMには歴代ガバナーはほとんど出席しています。プログラムや卓話者又は議題に関与を強く出したガバナーもいました。今年の太城ガバナーは今迄で最も関与せず、補佐のフリーハンドという印象です。
鹿沼での記念講演は小堀憲助氏の「決議23-36」に感銘を受けました。氏は中央大学名誉教授の小堀憲助先生で初期ロータリーの生き字引と云われた人です。引用します。
Rの創始者ポール・ハリス;20世紀の初め、シカゴの町の片隅に真に小さな集いが生まれ、。そのエネルギーがやがてアメリカ全土に拡がり、遂には世界中に拡がっていきました。それが今のロータリーという運動体であります。そのエネルギーの源泉は、ロータリーは「始めに親睦ありき」。その親睦のエネルギーが、やがて奉仕を生み、その親睦と奉仕のエネルギーが、シカゴの町からアメリカ全土に拡がり、やがて世界中に拡がって行ったのです。ポール・ハリスの発想、即ち、―業種―会員制の発想でありました。一つの職種から1人だけ会員を選/ぶ、そのようにして選ばれた良質な職業人のクラブ、もう一度云います。「良質な職業人のクラブ」その親睦のエネルギーが、やがて世のため人のための奉仕という考え方を生み出したのです。
小堀さんから離れまして、各クラブ発表は「Rの思い出」としてそれぞれのクラブの活動状況の発表で有意義でありました。勉強になりました. その他で印象的であったのは、3年前のIM、古峰神社の石原敬士さんの武勇伝とも云える、茨城県と栃木県が一つの地区であった時の強いリーダーシップの話など、こんな機会でもないとお聞き出来ない話でした。皆様もこのIMを通じて一つでもロータリーの歴史や、活動に関して、原点を感じ、一つでも得るものがあれば幸いです。ロータリーにいる以上は研鑽を積む必要があると思います